コオニユリ (小鬼百合)(ユリ科)
コオニユリ

・日当たりのよい適湿の山地や高原に生える多年草。
 ときには乾燥した断崖にも自生している。
・植物の大きさなど
 茎は細く直立し、普通0.8〜1mほどだが、中には1.5mになるものもある。
 茎は、淡緑色で、地下に白色の鱗茎がある。
・花の時期と色:7〜9月 オレンジ色
・花のつくりの特徴
 夏に茎頂が分枝してオレンジ色の花弁をつける。やや下向きに開く。
 橙色の花被片は6個で、花弁が開花後、外側に強く反り返る。
 内側に紫黒色の斑点がが目立つ。花径6cm。花は下から順次咲く。
・葉の特徴:笹の葉状の葉を数多く互生し、葉身に光沢がある。
・種の形態
 多数の果実ができ繁殖の手段としている。葉の付け根にムカゴ(珠芽)がつかない。



Photo by Ansho Tsutsui ★無断転写を禁じます。
※写真は営利を目的とした使用は固く禁じています。
また、参考資料として利用される場合は、ご一報ください。
ibuki@ds-j.com
Copyright(C) Since 2003, Ansho Tsutsui. All rights reserved.