イワアカバナ(岩赤花)(アカバナ科)
イヌトウバナ
・山地〜亜高山の湿ったところに生える多年草。
・植物の大きさなど:高さは15〜60cm。
 茎は直立分枝し、曲がった短い毛がある
・花の時期と色:7〜8月  白色〜淡紅色
・花のつくりの特徴
 茎の上部の葉のつけ根に白色または淡いピンクの花をつける。
 花は直径5〜8mm。
 萼片は4、花弁4は2浅裂し、長さ6mm位で先端はへこむ。
 おしべ8、めしべ1、おしべの柱頭がまるく球状にふくらんでいるのが特徴。
 子房は細長く、まるで花柄のように見える。
 花柄や茎に屈毛が密生。
 夏から秋にかけて茎の上部葉脈に長い子房のある4花弁を開く。
 花は雨や曇った日には半開きが多く、天気が良いときれいに開く。
・葉の特徴
 葉は対生し、長さ2〜9cmの長楕円形披針形で、基部はくさび形にとがり、
 ふちには鋭い小さな鋸歯がある。
・種の形態:さく果の長さは5〜8cm。

Photo by Ansho ★無断転写を禁じます。
※写真は営利を目的とした使用は固く禁じています。
また、参考資料として利用される場合は、ご一報ください。
ibuki@ds-j.com
Copyright(C) Since 2003, Ansho Tsutsui. All rights reserved.