ヒヨクソウ(比翼草)(ゴマノハグサ科)
ヒヨクソウ
花のアップ


1.執 筆 者 筒井 杏正
2.別   名
3.生育特徴 山地の日当たりの良い草原に生える多年草。
4.茎および高さ 茎は高さ30〜60cm、白い軟毛がやや密に生える。
5.葉の特徴 葉は対生し、ほとんど柄はなく、卵型でながさ2〜2.5cm、先は鈍くとがり鈍鋸歯があり、両面に白い軟毛が密にある。
6.花のつくり 葉脇から対になった細長い花序をのばす。
花冠は皿型で深く4裂し、直径mm、雄しべは2本。
下唇の中央裂片が大きい。
花はわずかに淡紫色を帯びた白色。
7.花  期 6〜7月
8.分  布 北海道(西南部)、本州、四国
9.名のいわれ 左右対称に出る花穂を翼に見立てて比翼草とついた。
その他:伊吹山特産種の「ルリトラノオ」と同じ仲間(クワガタソウ属)
10.その他
11.参考文献 ・山渓ハンディ図鑑2「山に咲く花」
・北陸館「牧野新日本植物図鑑」

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