イブキノキケンショウマ(伊吹の貴顕升麻)(キンポゲ科)
イブキノキケンショウマ

・別   名
・生育特徴 山の木陰に生える多年草。
・茎および高さ 70〜120cm。
・葉の特徴 葉は1〜2回3出複葉で互生。最大で5〜9裂する。小葉の小葉柄が盾状につく。
・花のつくり 花序は穂状で、柄のない白花を密につける。がく片と花弁は早く落ちて、多数の雄しべが広がってつく。
・花  期 8〜9月
・分  布 本州中部地方。石灰岩地帯によく分布する。
・名のいわれ 伊吹山特産種のためイブキの名がついた。
・その他 本州中部の石灰岩地帯に産することと、漢方薬では地下にある根茎を「升麻」と呼び、解熱、鎮痛、鎮静薬として用いることからくる。
・参考文献 ・原色日本植物図鑑草本編 1983年 北村四郎 村田 源共著(保育社)
・秋の山野草と樹木505種 1987年 林 弥栄(総監修)(講談社)
・朽木の植物(上)1999年 小林圭介(監修)(朽木村教育委員会)


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