ウマノアシガタ(馬の脚形)(キンポウゲ科)
ウマノアシガタ

・別   名
・生育特徴 日当たりの良い田の畦、路傍の草むらに普通な多年草。有毒である。
・茎および高さ 茎は高さ40〜60cmで、直立し中空で中部から下部に立ち上がった毛がある。上部はよく分枝する。
・葉の特徴 根生葉には長い柄があり、やや深く3裂する。葉の両面には伏毛があり、縁には不  揃いの鋸歯がある。
・花のつくり 直径約2cm、花弁は5枚で、黄色で光沢がある。果実は集合果で球形をしている。
・花  期 3〜5月
・分  布 温帯〜亜熱帯:北海道(西南部)・本州・四国・九州・琉球・台湾・朝鮮・中国
・名のいわれ 根生葉の形が馬の足に似ていることによるとされているが、実際に似ていないので本当はトリノアシガタで馬と鳥の字を間違えたのではないかとされている。
・その他 本種は近畿地方から中部地方にかけて分布するセイタカタンポポとエゾタンポポの中間種である。
・参考文献 ・原色日本植物図鑑草本編 1983年 北村四郎 村田 源共著(保育社)
・春の山野草と樹木512種 1987年 林 弥栄(総監修)(講談社)
・朽木の植物(上)1999年 小林圭介(監修)(朽木村教育委員会)
・伊吹山お花畑植物ガイド(6月初旬〜7月中旬) 滋賀自然観察指導者連絡会(伊吹山自然観察会グループ)
・鈴鹿の山で見られる花 2004年 鈴鹿の山花散策会(編)(東海出版)


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