伊吹山の植物と地質と文学












長浜市の田園から
伊吹山の四季変化を楽しむ
2025(令和7)年1月1日〜昨日までの毎日
撮影=田附淑子(長浜市新栄町)


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▲ 秋に咲く伊吹山の絶滅危惧種の植物











伊吹山の日の出の動きを見よう!

撮影:酒井助太郎
場所:滋賀県長浜市「奥琵琶湖スポーツの森」










伊吹山の植物と地質と文学

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A花色で検索する

 日本百名山にも選ばれ
 花の山として知られる伊吹山
 昔から「登りやすくて都に近く
 しかも多くの薬草に恵まれる
 山と言われ
 早くから日本の本草学者に
 注目され貝原益軒の
 「大和本草」
 小野蘭山が著した
 「本草綱目啓蒙」
 などに伊吹山産の
 植物が紹介されている




A登山道を探る
滋賀県北東部 岐阜県との 
県境近くにそびえたつ伊吹山は 
付近を通行する人々の目に 
ひときわ美しく映えています 
標高1.377mの伊吹山は 
素晴らしい 
自然を持つ日本の名峰として 
親しまれており 
毎年春から秋にかけて 
多くの観光客や 
登山客が訪れています 






B古典から近代文学まで
 伊吹山は古くから
 人々との関わり合いが深い山で
 「古事記」では倭建命
 「日本書紀」では大和武尊の
 記述があります
 いずれも大和武尊が
 伊吹山で亡くなると記され
 日本書紀では
 神の化身を大きな白い「大蛇」
 古事記では
 「白い大きい猪」
 として現れてきます





C伊吹山の絶滅危惧種 
このページは 
山好きの人 
植物好きの人 
そして伊吹山好きの人のために 
伊吹山地に生育する 
『激レア植物たち』の 
ほんの一部を紹介する 
これら激レアの植物たちは 
どのルートから登ろうと 
たとえ草の根を分けて進もうが 
滅多に出逢えない植物たちだ 





D伊吹山の地学は面白い
 伊吹山の生い立ちは
 古生代ペルム紀に大陸から
 離れた海の真ん中で
 海底火山の噴火によって
 海山ができたことにまで
 さかのぼります
 石灰岩は
 熱帯地方の大陸から
 離れた海洋にある
 火山(海底火山)で
 生まれたと考えられています





E伊吹山の昔話や産物 
伊吹山の誕生は 2億6千万年前 
赤道付近の海底火山の噴火 
に始まり地球プレートの移動で 
現在の場所にやってきました 
以来 伊吹山は人々の 
生活と密着し 
さまざまな歴史と伝説に 
彩られ崇められてきました 
ここでは伊吹山に 
まつわる昔話やた農産物や 
気候についてお話します 





 F牧野植物博士と伊吹山
 天性植物を好み半世紀にわたり
 読みつがれてきた
 「牧野日本植物図鑑」を著し
 自らを「草木の精と
 称した牧野富太郎(1862-1958)
 日本の植物学の父と呼ばれた
 富太郎は十九歳で初めて伊吹山
 を探査し 以来 希有な植物の
 豊かさに魅了されした。
 ここでは牧野富太郎と
 伊吹山に関わる
 話しを紹介します