★観察日時:平成16年(2004年)11月17日(日)
9:00〜11:00
★観察場所:芹川並木(彦根市)
★参加者:11名(おとな8名、こども3名)
★天候:晴れ、体感温度20℃
★参加会員(6名)
渡邊輝世、藤井、出雲、伊藤、石谷、長束

★観察した樹木
ケヤキ、ムクノキ、エノキ、アキニレ、サイカチ、サクラ

★レポート:長束 憲一
★撮影:長束、西澤

<芹川の話し>
 霊仙山山系を源流とする長さ17KMの川で、昔の彦根市内の流れはもっと東側で蛇行しており再三洪水に見舞われたため、江戸初期に真っ直ぐな現代の流れに構築された。このときに両側の堤防にケヤキやムクの木を植えたものの一部が現在も残っていて、古いものは樹齢300年以上といわれる。
<並木の樹木>
 最も多いのはサクラの295本で欅は115本「芹川の欅並木」と言っているが正しくは「芹川並木」という呼び方が正しい。
<芹川並木の特徴>
 変形樹形が多く、枝が以上に低い位置から出ていること、また腐朽したり、衰弱しているものが多い、この理由は洪水を防ぐ為の川の底上げで根元に土が積み込まれたための深植えと自動車優先の枝の伐採、舗装、排ガス等と考えられる。

樹木の見分け方

<樹皮>
▲ムクノキ
 樹皮は白っぽく縦すじが入り、老木でははがれる。果実は黒い1cmほどの球形。葉はざらつくので昔はやすりとして使われた。

▲ケヤキ
 樹高は20m以上、まれに40mを超え日本の落葉樹としては最大。樹皮は若木は灰色で滑らか。老木は写真のようにうろこ状にはがれる。

<エノキ樹皮>
▲エノキ
樹皮は灰黒でざらざらしていて、裂けない。梢を見上げると細かく枝分かれする。国蝶オオムラサキの幼虫の食草として知られる。

<アキニレの葉>
<アキニレ樹皮>
▲アキニレ
 樹皮は、灰褐色でうろこ状に細かくはがれる。若木の樹皮は、灰白色で縦に走る褐色のすじがある。ケヤキは横向きのすじ。

<サイカチの葉と実>
▲サイカチ
 枝や幹にも枝分かれした鋭いトゲがある。樹皮は黒褐色か暗灰色でいぼ状の皮目が多い。

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