滋賀自然観察指導者連絡会「伊吹山自然観察会グループ」
情報提供:西澤一弘、筒井杏正(現地調査・写真撮影)
文責:筒井杏正
※掲載写真の無断使用を禁じます。

梅雨に間とはいえ、幸運にもかなり良い天候に恵まれました。
ただ時々、濃いガスが立ちこめ、強風に見舞われるが、
ガスが風で散らされると、澄み渡った素晴らしい下界が広がります。
そして、これから7月・8月と山頂のお花畑は、
例えようのないの色彩のドラマが始まるのです。
ここでは、その兆しを告げる、7月初めの花々を紹介します。

今、全山を飾っているのは、上のクサタチバナです。
タチバナの花に似ているから、この名前が付いたと言われます。
続いて多いのは左のカノコソウです。
鹿の子草と書きます。
花の色合いが
鹿の子の斑点模様に
似ているとことからです。
この花も、あちこち見られます。
ヒヨクソウです。
比翼草と書きます。
薄紫色の花が高貴な
日本色を見せています。
この花は、6月初めに紹介した
イブキシモツケです。
もう、花盛りを終えました。
これにかわり鮮やかなピンクの
シモツケやシモツケソウが
これから、楽しみです。
イブキトラノオです。
8月中旬まで咲く寿命の長い花です。
でも、今が一番美しい色です。
7月下旬には、白くなります。
この花も夏の主役となります。
オオバギボウシです。
今は、淡い赤紫色の蕾です。
これから、欄干の擬宝珠に似た花が
いくつも茎にぶらさがります。
タカトウダイです。
高灯台と書きます。
昔、ロウソクを立てた
燭台に似ていることからです。
これから、とても目立ちます。
これは、夏のお花畑で
もっとも目立ち、
たくましさを感じます。
いま、まさに大きな大きな花を
開こうとしている寸前です。
シシウドと言い「猪独活」と書きます。
大きな白いイノシシのようです。
この花は、ゼンテイカ
別名、ニッコウキスゲともいいます。
見ごろは、あんがい短く
7月中旬まで。
お早めに!
山頂から東回り直前の歩道で
測候所裏の突き当たりです。
キバナハタザオと思ったのですが
茎にも葉にも毛がない。
遅咲きのハルザキヤマガラシ?

この花は樹木(高さ2mほど)です。
ザリコミとのことですが、
私は分かりません。
でも、2004年5月20日
いつも投書いただいているmtenさんから
これはサワフタギではとのご指摘をいただきました。
2004年5月15日に確認しました。その通りでした。
ありがとうございました。
クマザサに綿菓子のような花?
ここは東回りのドリーネの水たまり
なんとモリアオガエルの卵隗です。
この季節しか見られません。
山頂駐車場から
東回りコースを少し登った
ところに咲いています。
葉っぱの形を見ると
オオナルコユリです。
今日、紹介する最後の花
バイケイソウです。
これも6月初め
そのツボミを掲載しました。
ちょっと離れているため
鮮明ではありません。

それでは、また7月中旬の花咲だよりをお楽しみに。