トンボ天国へ
2008/07/01
 ノハナショウブがピークを過ぎクサレダマが咲き出した。水田雑草がはびこりサギソウの成長を阻害し始めたので除草を開始。例年のことながらいよいよトンボの天国再来。ハッチョウトンボの数が増え、探し出すのも容易になった。未成熟個体がいる一方で産卵する個体も次々見られるようになった。キイトトンボも個体数が増え、こちらも産卵をしているもの、羽化中のものと賑やかである。木柵沿いに産卵をしていたイシガメものんびりとオオミズゴケの上で日向ぼっこの光景が終日続いた。
 添付画像は、左からクサレダマ、イシガメ、キイトトンボの羽化

イシガメ産卵
2008/06/14
 11日〜12日にかけての時間帯に、昨年同様付属湿地周囲の木柵近くにイシガメが産卵。完全な砂地でないため礫を掘り出すのが大変であったらしく、途中で孔掘りを放棄したような箇所も見られる。来期はイシガメ用に砂地を用意するようにしたい。ジュンサイが初めて開花。過日観察橋の上に産卵したモリアオガエルの卵塊が、降雨不足で乾燥し「麩」のような状態になったものを、壊してみると中にオタマジャクシに孵ったものが日干しになっていた。早く一雨欲しいものである。
 添付画像は、左からイシガメの産卵跡、ジュンサイ、干上がったオタマジャクシ

ノハナショウブ咲く
2008/06/09
 朝色付いたノハナショウブの蕾が、午後開花した。梅雨の雨には、やはりノハナショウブが似合う。朝露の中のハッチョウトンボも撮影対象としてはなかなかのものである。ここ数日付属湿地のトノサマガエルの増加は見物である。湿地内の飛び石を歩くと、次々と水中に飛び込む。物陰から獲物を待ち構えているのである。ヒツジグサの花数も日増しに増加している。
 添付画像は、左からノハナショウブ、ハッチョウトンボ、ヒツジグサ

予想通りの場所に
2008/06/06
 モリアオガエルの産卵に最適と西端のハンノキの枝を残しておいたのだが、やっと予想通りの場所に産卵。最初にこの場所に産卵するだろうと予想していたのだが、今日になったのは水の取り入れ口であることが影響しているのかも知れない。
 クロスジギンヤンマの雄の飛翔が連日続いている。
添付画像は、左から定点、モリアオガエルの卵塊、クロスジギンヤンマの飛翔

トキソウ開花
2008/05/31
 雨中でトキソウ32株開花。実生もみられこの環境でも増加の条件は整っているようである。同様開花はまだだがカキランも2株順調な生育。ハッチョウトンボの雄がようやく成熟段階に入った。モリアオガエルが、北西端のタニウツギに産卵したがその後産卵が続かなかったが、今朝は観察橋に産卵。
 添付画像は、左からトキソウ・ハッチョウトンボ・モリアオガエルの卵塊

トキソウも開花まもなく
2008/05/28
 付属湿地でもモリアオガエルの産卵があったとは、今日まで気づかなかった。湿地の北側タニウツギの葉の下に卵塊が1個産み付けられていた。多分数日前の降雨時に産卵したのであろう。卵塊の表面は、少し固まり日数の経過を示したいた。観察とはいえ、自然の移ろいを詳細に観ることは容易でないことを知らしめられた感じです。今日は、少し角度を変えて普段の観察方向とは反対側から観てみることにしたら、なんとトキソウも開花直前の蕾が出ているではありませんか。蕾を持っていない株も2株確認出来た。これで昨年より1株増えたことになる。昨日観察橋からもみていて、どうもカキランではないかと思っていたのだが、2株立派に生育したものが確認できた。果たして開花に至るかどうかは疑問だが、開花ということになれば、さらに付属湿地で観察できる植物数が増加し、上の湿原に近づくこととなる。
 添付画像は、左から本年最初のモリアオガエルの卵塊・トキソウ・カキラン

ヒツジグサ次々と
2008/05/27
 夏本番を思わせるヒツジグサの開花の数が日増しに増えてきた。そんな付属湿地では、ついこの間羽化したはずの、シオヤトンボやクロスジギンヤンマが頻繁に産卵している。彼らにとって夏は、本の一瞬。その一瞬に子孫を残す懸命の努力と思えば愛おしさもひとしお。
 添付画像は、左から清楚なヒツジグサ、赤味が増したハッチョウトンボの雄、シオヤトンボの交尾

付属湿地も手狭に
2008/05/24
 2004年のオオミズゴケの植栽に始まった付属湿地の植栽も、植栽した植物の種子落下による発芽が著しく個々の植物の占有面積が拡大し手狭な感じさえするようになってきた。特に今年面積拡大が目立つのは、ノハナショウブ・クサレダマ・ヒツジグサ・サワギキョウである。さらにミツガシワも分布を広げてきた。山門湿原の植物が、付属湿地で全て観察できるようにとの考えから種子採取から始めたが、個々の植物の株が定着すると一気に分布範囲を拡大しているようである。今日もヒメガマの半数の刈り込みを行った。これからは、個々の植物の間引きという作業を中心に管理する必要がありそうである。湿地内の観察用飛び石のバランスが悪くなったので、沢の土砂を入れて設置し直した。
 添付画像は、左から倍以上に株数が増えたクサレダマ、オオミズゴケ、ヒツジグサの実生 

サギソウ植栽
2008/05/17
 湿原から2004年に10株採取し、増殖していた球根を昨年に続き今年も100株付属湿地に植栽した。昨年は、増殖中のものを植え替えしていなかったので、球根の増加が少なかったものの、それでも2倍くらいには増えている。まだ増殖中のものもあり、来年以降付属湿地での増え具合を見つつ植栽を行う予定である。
 添付画像は、左から株分け作業、株分けしたサギソウ、付属湿地周辺のタニウツギ

シュレーゲルとヤマガラのこと
2008/05/13
 付属湿地の周りにはタニウツギも咲き出し、ヤマボウシが白くなるのも間近である。湿地内では、連日シュレーゲルアオガエルの産卵が繰り返されている。オオミズゴケも、この産卵の被害者でかき回されている。営巣中のヤマガラは、頻繁に餌を運搬し、巣から出るときは雛の糞を運び出している。清潔主義者だ。
 添付画像は、左からタニウツギ、オオミズゴケ、糞を運び出すヤマガラ 

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