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伊吹山ネイチャーネットワーク「語らいのサロン」

8/16 かって3合目は家族で賑わった
 春から秋の伊吹山を訪れるほとんどは、山頂をめざします。しかし、三十年ほど前は、休日にもなると3合目を訪れる人が何百人もいたと言います。その頃は、登山口から一人乗りのリフトが1合目、2合目と乗り継いで3合目に至りました。そして3合目ゲレンデの広大な草原の中で蝶やバッタの後を追い、疲れたら大の字になって寝そべり、昼食では愛情満載のハイキング弁当を楽しく頬ばり、ゆったりとした休日を過ごしたそうです。今、3合目へはゴンドラで10分程度で一気に行け、とても便利ですが、当時と比べると訪れるファミリーは、今日の休日でも数えるしかありません。私たちは、なんとかかって賑わった3合目を取り戻すために、この場所で定期的な自然観察会を開催したいと思っています。なぜなら、今日の3合目の自然は、山頂にない花々が開き、昆虫たちが飛び跳ねているからです。添付写真=絶滅危惧種のキセワタ、シデシャジンとアブラゼミの抜け殻、初秋を告げるミヤマアカネ
2008/08/17

8/9 子どもたちと自然観察会
 今日は、長浜市の小学生60名とその保護者と職員の約90名を迎えて、伊吹山3合目での自然観察会を開催した。講師として伊吹山ネイチャーネットワークの4名が勤めました。初めに、伊吹山の概要と今日のテーマとして、1. ありがままの自然をじっくり観る 2.自然の中で不自然と感じるものをできるだけ探す。 3.不自然なものを自然にもどすにはどうしたらいいか自分なりに考える。を話し、その後は3班に分け、それぞれのコースを歩いた。観察方法として、こちらから観察ポイントを教えるのでなく、子どもたちが関心を持つものを自由に質問することに心がけた。ある班は、積極的な子どもが多く、矢継ぎ早に多くの質問を投げかけた。特に、関心を示したのは、ミヤマトウキなどの植物の香り、ウリカエデの実がプロペラのように風に舞って飛ぶこと。オオバコの葉を2折りして、ゆっくり引くと維管束が出てくること・・など、5感を働かせた観察の方法が良かった。また、ノートをとる子どもも多かった。添付写真=1.初めのお話し 2.いざ、3合目の自然お腹へ 3.四つ葉のクローバを見っけ!
2008/08/09

8/10 伊吹山自然観察会の最終日
 今年で20年を迎えた8/1〜8/10までの「伊吹山自然観察会」は無事終了しました。今夏の10日間は、全て好天に恵まれ一日も休むことなく、連日多くの来山者を案内することができました。
 特に、旧測候所と山小屋の窪みにある山頂のお花畑は、一段と美しさを増し、訪れた人のほとんどが素晴らしい!、今まで訪れた中で最高のお花畑!など、感嘆の声が聞かれました。また、「ここはかってはゴミの焼却場だったところを、山小屋の一人の主と一握りの人たちが、10年以上の歳月をかけ、本来ある植生環境に戻すために手入れしてきた成果だ」とガイドすると、皆さんは、さらに感動され、自然保護の大切さを感じ取られました
 逆に、国の天然記念物に指定されているお花畑は、アカソ、イタドリ等の繁茂があちこち見られ、さらに外来種のヒメジョオンの侵入が激しく、植物の多様性が消滅しつつあることに嘆かざるをえません。一日も早い自然保護と再生の施策&実践が急がれます。※添付写真=最終日にお花畑のガイドを行う伊吹山ネイチャーネットワーク会員。
2008/08/11

8/8 花咲く伊吹山は昆虫も豊か
 伊吹山の8合目以上の草原群落は、約800種の植物が生育すると言われ、山頂のお花畑には様々な種類の花々が私たちの目を楽しませてくれています。このようにいろいろな植物が生育する中には、同じく、この中には様々な生きものが生息しています。これを生物の多様性と言い、伊吹山の自然は豊かであることを証しています。今日も山頂のコースを歩いてみると、植物の恩恵を被っていくつかの生物を発見することができました。添付写真=1. 渡り蝶のアサギマダラは、ヨツバヒヨドリの花に多く見られる。 2.アカソの葉を食べるフクラスズメ(蛾の種類) 3.美しい瑠璃色に斑点のある5〜8mmほどの昆虫?(どなたか教えてください。)
2008/08/09

8/6  蘇った山頂の花畑
 最近になって、夏の伊吹山の代表的なお花畑として、新聞紙面を飾ったり、来山者に感動をもたらしている場所は、山頂山小屋と旧測候所の間にあるくぼ地です。ここは、まだ環境や自然保護等の意識が低い25・6年前まで、山小屋を初め、旧測候所ですら発生する大量のゴミが捨てられ、焼却されていた場所でした。しかし、今この様に本来あるべき姿に戻ったのは、山頂山小屋の一つ「えびす屋」の主人とその仲間達の10年以上に渡る、絶え間ない努力の成果なのです。それは、多様性ある植物のバランスを考えながら、ゴミを片付け、繁茂するススキ、アカソやヨモギ、イタドリなどを除去し、土壌に潜在する種子の発育を促した結果なのです。来山者が今日、ここで記念写真を撮り、その景色に感動する裏には、このような経緯があることを知っていただければと、ガイドする中でお話ししています。
 ※写真=1.山頂山小屋と旧測候所の間にあるくぼ地にある花畑(1) 2.同じく(2) 3.伊吹山文化資料館に展示されている夏の植物写真パネル(伊吹山ネイチャーネットワーク提供で盆過ぎには、秋の植物が展示される。)
2008/08/07

8/3 伊吹山三合目
 山頂でのボランティアガイドを終えて、三合目に立ち寄った。夕方5時というのに汗が流れ落ちる。見上げる伊吹山も暑いヴェールを被っているようだ。昼間のざわめきはどこにいったのだろう。もう、下山する登山者も見あたらない。ゴンドラで登ってきた小学生達が、先生の声に行儀良く並び始める。ユウスゲの観察だろうか。今日、三合目に立ち寄ったのは、8/9の小学生と保護者の自然観察会のソースを見つけるため。100名もの応募があり人気。小さい人達に、伝えたい、感じてもらいたいことがある。伊吹山の自然、不自然? ユウスゲの咲く茅原をふらふら歩くと、オオナンバンギセルがひっそりと咲き始めていた。
添付画像は、1. オオナンバンギセル、2. 夕方に咲くユウスゲとキカラスウリ、3. 山頂のルリトラノオが3合目に咲く不自然さ(移植?)
2008/08/03

08/03 変異していたシモツケソウ群落
 8月初めの日曜日とあって、来山者の自家用車と観光バスで伊吹山ドライブウェイ8合目駐車場は、満員御礼の状況。午前10時半の山頂ボランティアガイドを呼びかけると、約200人ほどが日本武尊像周辺に集まった。山頂のカラフルな花々はピークを迎え、こんな花畑見たことないとの感嘆の声が、あちこちで聞こえてくる。ただ、私は東コースのシモツケ群落がの変異がどうしても気になっていた。それは2003.08.03に撮影していたものを一昨日、じっくり見ていたからだ。昨日(8/2)同じ場所から撮影し、比較すると明らかにシモツケソウ群落が範囲を狭めていた。逆に勢力を拡大している植物は、繁殖力旺盛なテンニンソウ、ヨモギだった。添付写真=1. 今日のボランティアガイド風景 2. 2003.08.03の東コースシモツケソウ群落(綾木陽一氏撮影・提供) 3. 2008.08.04の東コースシモツケソウ群落
2008/08/03

8/2 ボランティアガイド2日目
 今夏の開花は、例年より10日くらい早く感じます。シモツケソウは既に満開だし、ルリトラノオもここ数日の好天で、あちこち咲き始めています。イブキジャコウソウがすでに花落ちし始めています。秋に咲く定番、ツリガネニンジン、ミツモトソウ、マルバダケブキ、イブキトリカブト、サラシナショウマは蕾がかなり膨らみ一気に咲こうとする気配が感じられます。ひょっとすると盆までに、初秋が始まるのではないかという勢いです。添付写真=1. 嵐が丘の風露草畑をガイドする会員 2. 東コースの見事な花畑 3. 山麓にある日本名水百選の一つ泉神社湧水(時間があれば、ぜひ、立ち寄りたい日本武尊の伝説が息づく清水)
2008/08/02

08/01 見事な色彩に誰もが感嘆!
 あちこちから、ため息混じりの感嘆の声が聞こえています。「なんて、素晴らしい!」「こんなきれいな山の花畑を見たことない!」「話し以上のまさしく天蓋の花畑だ!」さて今日から始まった恒例の十日間連続のボランティアガイド。来山された方から、このような声をお聞きすると20年間行ってきたことに誇りすら感じてしまいます。しかし、中には、これらの花を撮影するため、誰かがお花畑に踏み入った箇所が西や東のコースにいくつかあります。本当に心が痛み、情けなくなってきます。このように花畑に踏み入っている方がいれば、皆さんも、ぜひ注意をいただくよう協力をお願いいたします。添付写真=1. ボランティアガイド風景 2. 山頂のお花畑 3.東コースの人が踏み入った花畑
2008/08/02

07/31 高知県の人を迎えて
 伊吹山頂のお花畑は、シモツケソウが咲きそろい、ルリトラノオもクガイソウに代わりあちこちと姿を見せ、本格的な夏の風物詩を魅せています。今日のガイドは、高知県からのお越しの方。四国には、名山も多くあるけど、これほどカラフルな高山植物が咲きそろっている山はない。初めて見て、とても感動した。」と口を揃え、喜んでもらえました。伊吹山頂での観察会は、今年で20年を迎えますが、この声を聞くとガイド冥利に尽きます。しかし、長い目から見れば、急激にお花畑の環境は悪化しています。今、進められている「伊吹山自然再生」への施策と実践は、一日も早く実施されることをを願っています。私たちは、このことで役に立つなにかがあれば、惜しみなく力を尽くすことができるでしょう。そして、このメッセージをご覧になった皆さんも、私たちとともに活動されることを望み、入会されることをお勧めします。添付写真=1. 山頂の旧測候所西側の花畑 2.東コースの花畑 3.いつもより早くも咲き出したイブキトリカブト(東コース、駐車場近く)
2008/08/01

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